悪役令嬢シルベチカの献身(短編・悲恋)

悪役令嬢シルベチカの献身の小説情報(粗筋・掲載サイト・作者など)

Khusen RustamovによるPixabayからの画像

掲載サイト:小説家になろう・pixiv 作者:salt

この物語は、気が付かなかった王太子と、ただひたすらに献身を捧げた公爵令嬢の物語。

 王太子、ユリウス・アラウンド・ランフォールドは1年前、下級貴族の子爵令嬢に非道な行いをしたとして、悪役令嬢シルベチカ・ミオソティス・マスティアートに婚約破棄を言い渡し、国外追放の刑を受けた彼女を見送った。

 1年後、新たな婚約者となった子爵令嬢の不調をきっかけに、王太子は1年前の真実を知る。

 何も気が付かなかった王太子が
 誰が被害者で、
 誰が加害者で、
 誰が犠牲者だったのかを知る話。

 悲恋でメリバで切なくてしんどいだけ。
 たったひとつ、決められた希望を求めた結果、救いがない物語。

かなり人を選ぶ話なので、色々と許せる方向け。

悪役令嬢シルベチカの献身の個人的なレビュー・感想など

個人的には好きな話ですが、かなり人を選ぶと思います。

婚約破棄ものにありがちな悪役が出てくるわけでなく、ぶつけようのないモヤモヤを感じてしまいます。

ですが、よくよく考えてみても王太子が糞ヤロウだったことには変わり有りません。

王太子には絶対に許せない罪が二つあります。

長年の婚約者であったシルベチカのことを信じなかったこと。

ぽっとでのライバルヒロインに心を奪われたことです。

もし婚約者のことを信じていたのならば、噂に疑問を持って調べるくらいはしたでしょう

しょせん政略結婚だからと、婚約者を愛していなかったということです。

ライバルヒロインですらほのめかしていたサインにも気づかずに、婚約破棄を叩きつけてしまう。

真相を知った後は心から反省していますが、性根がクズで浮気者だったとしか思えませんでした。

悪役令嬢シルベチカの献身の評価

好みの話ではありますが、どうしても王太子が受け入れられませんでした

せめて婚約者の行動に疑問を持っておかしいと思うとか

婚約破棄と同時に婚約するというクズな行動を取らなければ

これは婚約破棄ものとしては定番の行動ですが、もう少しそのあたりを工夫してくれれば王太子にも同情できて良い物語になったと思います。

良かった点

最後まで自分を貫いたシルベチカの献身

悪かった点

王太子がクズ

おすすめ度★★★☆☆

悪役令嬢シルベチカの献身を読む

悪役令嬢シルベチカの献身は小説家になろう及びpixivにて読むことができます。

悪役令嬢シルベチカの献身

悪役令嬢シルベチカの献身の書籍化情報その他

書籍化情報はありませんが、同じ世界観を持った短編作品がいくつか投稿されています。

ディシャール王国史編