貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!(二転三転のドタバタストーリーが魅力)

貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!の情報(粗筋・掲載サイト・作者など)

掲載サイト:小説家になろう 作者:小針 ゆき子

フィオレンツァは前世で日本人だった記憶を持つ伯爵令嬢。
しかしこれといった知識もチートもなく、名ばかり伯爵家で貧乏な実家の行く末を案じる毎日。
そんな時、国王の三人の王子のうち第一王子と第二王子の妃を決めるために選ばれた貴族令嬢が王宮に半年間の教育を受ける話を聞く。
最初は自分には関係のない話だと思うが、その教育係の女性が遠縁で、しかも後継者を探していると知る。
これは高給の職を得るチャンス!
フィオレンツァは領地を離れ、王宮付き教育係の後継者候補として王宮に行くことになる。
真面目で機転の利くフィオレンツァは妃候補の令嬢たちからも一目置かれる存在になり、王宮付き教師としての道を順調に歩んでいくかと思われたが…。

貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!の登場人物紹介

【主要人物】

フィオレンツァ・ホワイトリー(20)

 ホワイトリー伯爵の四女。無事にバーンスタイン夫人の後継者の地位を勝ち取り、王宮女官として王宮の西館で働いていた。しかし思いがけずアレクシスの婚約者に選ばれる。アレクシスの熱愛に気後れしながらも、ゆっくり心を通わせていく。一応転生者ではあるが、原作知識やチートなどは一切ない。

アレクシス(16)

 ルーズヴェルト王国の第三王子。一目ぼれしたフィオレンツァを妻にするべく立ち回り、とうとう婚約者に据えることに成功する。結婚と同時に臣籍降下し、オルティス公爵位を賜る。

【フィオレンツァの周辺の人物】

スカーレット・タルボット・テルフォード女公爵(22)

 フィオレンツァの親友。ヘイスティングズ元王子との婚約破棄を経て、王家から女公爵位を慰謝料としてもぎ取った女傑。女公爵位を得る前に、王太后のひ孫であるブレイクと結婚している。鞭術の達人だという噂あり。
ゲーム内では悪役令嬢役。

ブレイク・タルボット(22)

 スカーレットの夫。アレクザンドラ王太后のひ孫にあたる。女公爵となった妻を陰に日向に支えている。

ヨランダ(22)

 フィオレンツァが王宮で学んでいるときからの専属侍女。元はアレクシスの部下で、後に彼の婚約者になる彼女を守るために派遣されていた。ある程度の護身術は身に着けている。

ロージー・スピネット(22)

 フィオレンツァのツンデレ親友。スピネット侯爵家の長女。王子妃の選考から落ちた後、伯爵家の後継ぎと婚約しており、現在は結婚を控えている。分かりやすいツンデレ枠。

パトリシア・デューイ(21)

 フィオレンツァの親友。王子妃の選考から落ちた後、結婚してデューイ子爵夫人となっている。

カルロッタ・バーンスタイン

 バーンスタイン伯爵夫人。フィオレンツァの大叔母。フィオレンツァを王宮付き教師の後継ぎとして任命し教育していたが…。

【王家】

ユージーン王太子(28)

 アレクシスの同母兄。エステルと結婚し、彼女を溺愛している。フィオレンツァと結婚したいアレクシスに協力する。品行方正で無難な王太子と思われていたが・・・

エステル王太子妃(17)

 ユージーン王太子に強く望まれて彼の妃となる。伯爵家の出身であるということが、義弟のアレクシスの結婚相手の選考に大きな影響を及ぼす。ゲーム内ヒロインではあるが目立たない。

ガドフリー国王

 ルーズヴェルト王国国王。前国王の側室の子で、アレクザンドラ王太后に育てられた。
グラフィーら王妃を溺愛しており、いいなりになる傾向がある。
口うるさいアレクザンドラ王太后を苦手にしている。

グラフィーラ王妃

 隣国から嫁いだガドフリー国王の正妃。ユージーンとアレクシスの生母。フィオレンツァがアレクシスの婚約者になったことに納得していない。

アレクザンドラ王太后

 前国王の正妃。側室が生んだガドフリーを育て、王位につけた。義理の孫の中でもアレクシスを特に気に入っており、フィオレンツァとの結婚を望んでいる彼に協力する。

【その他】

クラーラ・スピネット(16)

 スピネット侯爵家の次女で、ロージーの妹。婿を取って侯爵家を継ぐ予定だが、アレクシス王子の妃になることを望んでいる。アレクシスの婚約者となったフィオレンツァを敵視する。暴走娘。

ビヴァリー

 スピネット侯爵夫人。ロージーとクラーラの母親。自分に容姿の似たクラーラを溺愛している。
親娘そろって暴走気味。

スピネット侯爵

 ロージーとクラーラの父で、優秀な外交官。ロージーを王妃に据える野心を抱いていたが、彼女が王子妃の選考から落ちたことで潰える。王妃がクラーラをアレクシスに宛がいたいという話を聞くと、再び野心を抱くが…。

クィンシー・テッドメイン(25)

 パトリシアの兄で、テッドメイン侯爵家の嫡男。婚約者だったナオミと結婚し、尻に敷かれている。

デクスター・ティンバーレイク(22)

 スカーレットの義弟。フィオレンツァに淡い想いを抱いていた。現在は義妹(スカーレットの妹)のアデレイドと仮の婚約を結んでいる。

ザカリー・ベケット(22)

 ベケット伯爵家の長男でロージーの従兄。王宮で抜刀しかけるという事件を起こして廃嫡されている。一度は自領で謹慎していたが、デクスターとスカーレットの斡旋でフィオレンツァの護衛として雇われる。

シャノン・ケンジット(29)

 フィオレンツァの長姉。ホワイトリー伯爵領を訪れていたアーヴァインに見初められて頭取夫人になる。しっかりしているようで抜けているところがある(フィオレンツァ曰くポンコツ)。フィオレンツァと再会したあと、アーヴァインとの間に三男一女を生んでいる。
姉妹の中では唯一まともな性格をしている。

ホワイトリー伯爵

 フィオレンツァの父。名前はナサニエル。フィオレンツァのおかげで長年の借金を返すことができた。フィオレンツァの将来を心配していたが、彼女が思いがけず第三王子の婚約者になり、父として戸惑う。

ミリウス・ホワイトリー(11)

 ホワイトリー伯爵家の嫡男で、フィオレンツァの弟。フィオレンツァとシャノンのことは慕っているが、次姉と三姉のことは嫌っている。

テッドメイン宰相(侯爵)

 パトリシアの父。ルーズヴェルト王国の宰相を務めている。王位争いを避けるため、アレクシスの妃にスピネット侯爵家の次女を推すグラフィーラ王妃に反対していた。フィオレンツァを望むアレクシスに協力する。

ベラドンナ・プラント(27)

 フィオレンツァの次姉。プラント辺境伯の嫡男バージルに嫁いだ。実家の借金を返すために奮闘するフィオレンツァを馬鹿にしたうえ、実家を顧みようともしない態度に父と弟の怒りを買う。

バージル・プラント

 プラント辺境伯の嫡男。ベラドンナの夫。国境を守護する辺境伯の後継ぎに相応しく、筋骨隆々の大男。辺境伯領からあまり出ることができないために社交には疎い。

登場人物ネタバレ有

貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!の個人的なレビュー・感想など

ありがちな設定ではあるが、結婚して終わりではなく、そこから二転三転するストーリーが秀逸。

それぞれの場面で悪役が出てくるが、設定がしっかりしているので無理なく、いくつものストーリーを楽しめる、一粒で二度・三度おいしい作品。

乙女ゲームの世界観で、一応主人公は転生者ではあるが、原作知識もチートもない。(また、乙女ゲームの世界観が活かされるのは第1章に登場する、最初のライバルヒロインくらい)

それ以降はほぼ死に設定となるが、結婚してからが本番と言わんばかりに次々とトラブルが起きていくので、それが気にならないくらいに最後まで物語から目が離せませんでした。

登場人物が多すぎて広く浅い感じは否めないが、最後まで飽きさせないストーリーがそのマイナス分を補ってくれました。

貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!の評価

良かった点

テンポの良いストーリー

二転三転するドタバタ展開

悪かった点

登場人物が多すぎて、誰が誰だか分からなくなることがある。

確かに欠点はあるが、テンポよく二転三転する物語は最後まで飽きずに読めました。

おすすめ度★★★★☆

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貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!

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作者:小針 ゆき子さんは、2020年3月から活動されたばかりで作品は少ないですが、今回の作品はかなり光るところがあったので今後期待したいところです。