この世界がゲームだと俺だけが知っている

11月 22, 2020

掲載サイト:小説家になろう 作者:ウスバー

ストーリー紹介ここから~

バグ満載のため、ある意味人気のVRゲーム『New Communicate Online』(通称『猫耳猫オフライン』)。
その熱狂的なファンである相良操麻は、不思議な道具の力でゲーム世界に飛ばされてしまう。
突然の事態に驚く操麻だが、そこは勝手知ったるゲームの世界。
あらゆるバグを使いこなし、ゲームの仕様を逆手に取る彼は、いつしか『奇剣使いソーマ』と呼ばれていた。

~ストーリー紹介ここまで

相良操麻(さがら・そうま)
バグ満載のため、ある意味人気のVRゲーム『New Communicate Online』(通称『猫耳猫オフライン』)の熱狂的ファンで、あらゆるバグ技を知り尽くしている。
バグ技での高速移動法に周りからおかしなものを見ている目で見られている事に気づいていない。

「おにいちゃんのうごき、なんかきもちわるーい」
ゲーム内ではソーマと名乗り、様々な異名を持つ。

『奇剣使いソーマ』『水没王子』など

ああ、見える。

 俺にも、次の世界が――

真希(まき)
操麻の従妹。
彼女が電話越しの喧嘩の勢いで不思議な道具を暴発させてしまい、操麻が猫耳猫の世界に迷いこむことになる。
後に彼女も別の不思議な道具によって猫耳猫の世界に入り込み、
その副次作用によってゲーム内のNPC「シェルミア王女」のポジションを乗っ取ってしまう。

リンゴ
ソーマが出会った謎の少女。
通常攻撃として高威力の電撃を放ち、普通のキャラクターとは一線を画す強さを持つ。
その正体は真希のゲーム世界入りによって自身のポジションを失ってしまったNPC「シェルミア王女」。
元々イベント時以外は微動だにしないAIだったためか自我が希薄で、会話のテンポが遅い。

ミツキ・ヒサメ
猫耳猫の良心とも呼ばれたNPC。
猫耳猫の理念を体現したとも言われる見事な猫耳を持ち、
凄まじい能力でプレイヤーを手助けしてくれるため、「お助けチーター」とも呼ばれる。
彼女の好感度を上げて実力を認められ、結婚イベントが始まってしまうと、
あらゆるNPCが彼女の実家のことしか話さなくなり、
困難な結婚イベントを攻略しない限りゲームの進行が不可能になる悪質な仕様がある。

常に冷静を装うが、彼女の耳がそれを許してくれないため感情が駄々洩れとなっている。

思い込みが激しい。ヤンデレ気味。「ばかー!」の人

イーナ・トレイル
猫耳猫の悪意の一つ「レベル上げ妨害」として出現するNPC。通称「トレインちゃん」。
プレイヤーがレベル上げを行うために序盤のフィールドに一定時間以上とどまると、
「偶然」同じフィールドにいた彼女の周囲に、「偶然」モンスターが大量に出現し、
「偶然」プレイヤーの方向にそのモンスターを引き連れ(トレインして)逃走してくる。

レベル上げをするようなフィールドでモンスターの大群を相手にするのは困難だが、
かと言って彼女を見捨てようとすると、彼女はモンスターに執拗に嬲られ、
次第に弱っていく彼女の悲鳴はプレイヤーの心に深刻な傷を残す。
更にそれを避けようと彼女を守るために奮闘するも、力及ばず先に倒れた場合は、
今際の際のプレイヤーに泣きながら縋り付き、隙を晒した彼女の首に、凶刃が振り下ろされる瞬間を目に焼き付けるハメになる。
このようにプレイヤーに迷惑をかけるお邪魔キャラではあるのだが、
彼女の性格自体は全く悪質ではなく、病気の母親の治療費のために一流冒険者を目指す、
といったヒロインを十分にやれそうな背景を持つ「普通のいい子」である。
その二律背反が、彼女をNPC人気ランキングとNPC不人気ランキングを、
同時に制覇するという唯一無二の偉業へと導いた。

あまりに一途でしつこいため結局パーティーメンバーになる。

――『トレインちゃん』からは、逃げられない!!

ある理由でソーマと結婚することになる。

ポイズンたん

『猫耳猫』でたぶん一番有名なモブキャラ

本名不明、年齢不詳、戦闘力底なしの毒舌少女

アレックズをはじめとして彼女に心を折られた人々は多い。

くまさん

リンゴのぬいぐるみ?

あらゆる場面で意味なく登場する。

スキルすら使いこなす。

――ニタァ。

アサヒ

ヒサメ家当主にしてミツキの父親。

親バカ。

アレックズ

最強勇者。

当初魔王に突撃して死ぬ予定だったが、ポイゾンたんの精神攻撃で考え直し生き延びる。

サザーン

天才アホ魔術師

無駄に尊大で、傲岸不遜でいけ好かない男。

性格が悪いせいか驚異的に人望がない。

アレックズパーティーメンバーの一人。

ツンデレ。

ライデン

強い奴に会いにいくとかっていうんじゃなく、単にマゾなんじゃないか。

絶対に退却すべき場面で笑顔で突撃していく変態

アレックズパーティーメンバーの一人。

以外と人望がある。

薔貫薇(バカラ)

アレックズたちのパーティ最後のメンバーにして、『猫耳猫』における最強クラスの冒険者の一人。

『名を呼ぶ事も憚られる恐ろしく冒涜的な穴掘り師ローズピアサー』なんてやたら長い異名を持つ、ガチホモ系格闘家。

主要登場人物

なろうの中でも相当に古い作品で2012年から連載、途中でエタるんじゃないかと思われながらも6年の長い歳月をかけて完結

自分も読了してからしばらくたつので忘れているところも多いのですが、徹底的にゲーム仕様にこだわっていたのが印象的でした。

初期の作品ということもあって単純な無双ものではない

圧倒的に不利な状態でもよく練られたゲームのバグ・裏技設定を駆使して攻略していく様は作者のセンスとゲーム愛を感じます。(この限られた自分の小説の世界のゲームにこれだけの設定を盛り込んでいるのはすごい)

これがイベントごとにある(詳細に語られる)ので更新頻度が以上に落ちたのも仕方ないのかもしれませんね。

物語の語り口が独特で、絶望的な状況のように見せて実は終わってましたなんて展開も多いです。(魔王討伐のときとか)

真面目なイベントといえば、イーナとの婚約イベントとかイアスキーのイベントくらいだったかな?

読者をあえて騙す・誘導するような展開も多く、よく読み返してみるとこういったことだったのかと発見することも多いです。

良かった点

・RPGのゲーム的要素、イベントごとのバグ・裏技設定などが多彩

・常に読者の想像を裏切る展開

悪かった点

・盛り上がりにかける(こういうスタイルですが)

おすすめ度 ★★★★☆

なろうで読む→この世界がゲームだと俺だけが知っている

書籍版→この世界がゲームだと俺だけが知っている 1

コミカライズ→この世界がゲームだと俺だけが知っている 1 (ファミ通クリアコミックス)