最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

11月 22, 2020

掲載サイト:小説家になろう 作者:タンバ

ストーリー紹介ここから~

フォーゲル大陸にあるアードラシア帝国。
強大な軍事力と広大な領土を保有するこの帝国では、帝位を巡って争いが起きていた。

皇太子が決まらず、皇帝の子供たちがあの手この手で勢力拡大を狙っている中にあって、絶対に皇帝にはならないだろうと評される皇子がいた。
第七皇子、アルノルト・レークス・アードラー。双子の弟にすべてを持っていかれた出涸らし皇子と揶揄される少年だ。

無能で無気力。毎日遊び惚ける放蕩皇子であるアルノルトだが、裏では大陸に五人しかいないSS級冒険者・シルバーという顔を持っていた。
そんなアルノルトだが、激しさを増す帝位争いを見てある決意をする。
「死ぬのは嫌だし、弟を皇帝にするかぁ……」と。

これは皇帝の地位なんてさらさら興味のない皇子のハチャメチャな暗躍話である。

~ストーリー紹介ここまで

自分の能力を隠しつつ裏で暗躍する、実は主人公最強系の物語ですね。

ストーリー展開的には王道で、章ごとの盛り上がりも十分

長編でありながらもテンポの良い展開で次々と読み進めることができます。

こういったストーリーでありがちな、安易に自分の正体をバラすことなく、それでもうまくストーリーを組み立ているのも好感が持てます。(こういった作品で正体をばらすのは最後じゃないと駄目でしょう。最後の最後に正体をバラすカタルシスがいいはずなのに)

自分は周りに実力を隠し、馬鹿にされながらも実は強いという作品が結構好きです。(以外とない。というかうまく書けている作品がない?)

暁の護衛とか(これはボディガードですが)大好きです!

そういった面では比較的うまく書けている作品かなと思います。

難点を言うならば、物語一つ一つの組み立てはよくできているのですが、バトルがイマイチというか盛り上がってはいたはずなのですが心に残っていないというところですね。

徐々に主人公の事を認め始める周りとこれからの展開に期待ですね。

良かった点

・主人公の扱いが一貫している

・長編でありながらテンポが良い

悪かった点

・バトルがイマイチ

・良くも悪くも長編なので手に取りがたい

おすすめ度 ★★★★☆

なろうで読む→最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

書籍版→最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する (角川スニーカー文庫)

コミカライズ→最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い (1) (角川コミックス・エース)