特級探索師への覚醒~蜥蜴の尻尾切りに遭った青年は、地獄の王と成り無双する~

11月 21, 2020

掲載サイト:小説家になろう・カクヨム 作者:笠鳴小雨

物語導入部~

◇これは後に、世界で唯一の『特級探索師』という名を授かる、才能が無かった青年の成長――そして最強に至る物語である。

◆天城テンジは貧乏な青年だ。
日々の支出や両親の残した借金7000万を返す目的で、危険だが時給は高いダンジョンの"荷物持ちアルバイト"を生業としていた。

んなある日のこと。
中規模攻略隊(レイド)の荷物持ちとして参加した御茶ノ水ダンジョン攻略で、構造変革が発生し、彼らの出口ルートを塞いでしまう。二週間も経つと食料も少なくなり、参加者が徐々に死に始めていく。

誰もが疲弊していた戦闘中。
無能な荷物持ちとして食料を消費していたテンジは、何者かに生贄に選ばれ、モンスターの前に置き去りにされてしまう。

「あぁ、僕にもっと力があれば」

死を意識したその時、テンジは世界最高位の能力【特級天職 獄獣召喚】に目醒めた。
才能もなくお金もなかった青年が、規格外の地獄獣を使役し、地獄の王としての道を歩み始める――。

~ここまで

天城典二

世にも珍しい固有能力を持つが、小物浮遊という言わば負け組といわれるショボい能力しかもっていなかった。

荷物持ちで大した能力を持っていないということで、何者かに生贄に選ばれ、世界で唯一の「特級探索師」の能力に目覚める。

16歳。

天城真春

典二の妹。

14歳で現在中学2年生。

固有アビリティ《炎天下》を持つ。

朝霧愛佳

テンジと同じ日本探索師高校の一年生であり、テンジとは違って勝ち組の固有アビリティ《武器強化(ウェポンドーピング)》を持つ。

一つ一つの仕草が上品で、誰に対しても優しく丁寧に話せるクラスでは人気者。

テンジを何かと気にかけている。

五道正樹

三十五歳の三級探索師である。天職は二等級の《指揮官》であり、仲間を扱うことに非常に長けている。

テンジのようなただの荷物持ちでさえ、優しく平等に接してくれるので周囲の評判も上々なプロ中のプロ探索師。

Chariot(チャリオット)】のメンバーの一員。

右城葉介

水色の蛇腹剣を持ったイケメン風探索師。

三等級天職《水俊剣士》。26歳。

九条霧英

大手ギルド【Chariot】のリーダー。29歳。

ゆるふわっと巻かれた茶髪が特徴的で、前髪を優雅にかきあげたようなお姉さんという雰囲気が漂う。顔は綺麗系で、雑誌のモデルとしても活躍するほどには女性たちからカリスマ的人気を誇っている女性。

稲垣累

固有アビリティ《雷槍》を持つ。

一級探索師稲垣炎の息子。

ダンジョン内でのイザコザがあったが、その後典二とは良好な関係を築いている。

百瀬リオン

日本で唯一の零級探索師

典二を色々と気にかけ、頭が上がらない。

黒鵜冬喜

マジョルカエスクエーラ三年生の生徒であり、日本探索師高校の留学枠を使っている。日本人の学生の中でも一番将来の期待を寄せられている正真正銘の天才。

《幻獣王》という、現役の探索師の中でも七人しかいないと言われている零等級天職を持つ。

典二の幼馴染。

白縫千郷

リオン以外で唯一の暇人ギルド所属の探索師。

二級探索師でありながら、零級探索師であるリオンと肩を並べられる強さを誇る。

典二に興味を持ち、マジョルカエスクエーラに講師として、典二は学生として通う。

ウルスラ=リィメイ

マジョルカアイランド共和国で学園の最高責任者を務める学長。

世界でも現役では四人しかいない零級探索師の一人であり、現役で『英雄探索師』としての勲章を与えられている偉人。

風貌はどこにでもいる異国のお婆ちゃん。62歳。

登場人物

特級探索師への覚醒~蜥蜴の尻尾切りに遭った青年は、地獄の王と成り無双する~は、現在なろうで4半期4位の人気を誇る人気作。

そのタイトル内容から殺伐とした内容、ざまぁものを想像するかもしてませんが、ふたを開けてみれば地道な主人公の成長もの。王道的な作品です。

また、最初の主人公が見捨てられる展開ももったいない

最初に結果をしめして、過去から現在に至るという手法を取っているのですが、人間関係を含めて非常に丁寧に描いています。

だからこそ、ここまで丁寧に描くのであれば、通常の道筋で主人公が見捨てらる描写が描かれた方が、より読者に与える衝撃度が違うのではないかともったいなく思いました。(結果を最初に提示されたために分かり切った結果としか思えなく、読むのが退屈でした。)

内容は現実世界にファンタジー要素を加えた感じで、探索師も死にかかわる危険こそありますが、高校・大学でのアルバイトでやったりと全体的に危機感・緊張感がありません

登場人物はやたらと多く、名前だけ登場したり、登場したと思いきやすぐに退場

また、重要人物かと思いきや空気と化したりと、現在物語の序盤ではありますがどんどん重要っぽい登場人物が出ては消えていくので、正直全く頭に入りませんでした

そういった意味では登場人物が立ってないというか、活かせてないように感じてしまいました。

能力、成長に関しては良く考えられており、主人公の地道な成長をある程度は楽しんで読むことができました。

地道で堅実なストーリといえば聞こえはいいですが、テンポとしては若干悪いです。

なろうでポンポン成長していくような無双もの、爽快なざまぁ展開を期待する人には向かない作品でしょう。

良かった点

良くも悪くも地道な王道展開

悪かった点

タイトル詐欺

テンポの悪さ(スローライフ?)

おすすめ度 ★★★☆☆

なろうで読む→特級探索師への覚醒~蜥蜴の尻尾切りに遭った青年は、地獄の王と成り無双する~