恋人を寝取られ、勇者パーティから追放されたけど、EXスキル【固定ダメージ】に目覚めて無敵の存在に。さあ、復讐を始めよう。

12月 7, 2020

掲載サイト:小説家になろう 作者:六志麻あさ

物語導入部~

クロムは勇者パーティの一員で魔法使い。
将来を誓った恋人のイリーナや、勇者であり親友でもあるユーノたちとともに魔王軍との戦いに身を投じている。
全員、大切な仲間たちだった。だが、そう思っていたのはクロムだけだった。
恋人のイリーナは勇者ユーノと通じており、クロムを勇者強化のための生け贄に捧げる。魔力を奪われ、パーティから追放されるクロム。瀕死の状態で魔物に囲まれ、絶体絶命──。

そのとき、クロムの中で『闇』が目覚める。それは絶望の中で手にした無敵のスキルだった。
さあ、この力で復讐を始めよう──。

~ここまで

クロム

本作主人公。

勇者パーティーでは魔法使いだった。

『闇の鎖』の生け贄に選ばれ、そのまま死亡するはずがEXスキル【固定ダメージ】に目覚めて無敵の存在になる。

全てに裏切られたクロムは元パーティーメンバーたちに復讐を誓う。

イリーナ

長く伸ばした黄金色の髪に綺麗な青い瞳をした美しい女性。

クロムの恋人であり神官だった。

外面が良く、内面は野心を持った人物。

クロムに見切りをつけ、勇者ユーナの恋人になる。

ユーノ

世界に七人しかいない『勇者』の一人。

他の六つの勇者パーティに比べると戦績で水を空けられていることを悩んでおり、イリーナに懸想していることもあってクロムを生贄に選ぶ。

元々は善人だったかもしれない。

ヴァレリー

あらゆる魔法を極めた賢者。

鋭い目つきに厳格な雰囲気をたたえた、四十絡みの中年男。

勇者パーティの参謀役でもあり、クロムを生贄に強く推した。

探求心が強く、そのためには自分以外の他者は道具でしかない。

戦士ライオット

魔王ヴィルガロドムスを討ったあとは公爵になり、シャーディ王国の第二王女との婚約も決まっている。

パーティーのなかでは気のいい兄貴役だったが、名誉と名声を得た後は地に落ちる。

女剣士ファラ

白銀の髪をポニーテールにした褐色肌の美女。

幻の古流剣術『炎王紅蓮刃』の継承者で、パーティメンバー中、随一の剣腕を誇る。

戦いこそが我が人生、と公言してはばからない生粋の武人。

勇者パーティーの中では一番まとも?

中年騎士マルゴ

魔王ヴィルガロドムスを討った勇者パーティの一人であり、ルーファス帝国の最上位騎士。

四十五歳にしていまだ衰えぬ剣腕と高潔で知られる人格、統率力、そして魔王退治の実績から英雄騎士とも呼ばれる男である。

『英雄騎士』としてではなく『勇者ユーノの仲間の一人』と言われることの方が、圧倒的に多いことを不満に思っている。

シア・フラムライト

年齢は十七歳くらい。

姉をライオットに殺されたことから復讐を誓い、その後クロムの従属者となる。

ユリン

ヴァレリーの被験体の一人。

ヴァレリーの弟子マルカの攻撃の際瀕死の重傷を負うが、その際クロムの従属者となる。

登場人物

恋人を寝取られ、勇者パーティから追放されたけど、EXスキル【固定ダメージ】に目覚めて無敵の存在に。さあ、復讐を始めよう。がどういう作品かというと、まさになろうを体現したような作品です。

パーティーに見捨てられた主人公が無敵の力を手に入れて、復讐無双、後にハーレムといったなろうで受けるであろう要素をこれでもかと詰め込んだ作品です。

テンプレもここに極まれりといった感じです。

主人公の力は10m範囲に敵が入ったら消滅するというもので、(魔法でさえも)全く緊張感の欠片もない戦闘になります。

元パーティーメンバーは主人公の元恋人も含めてクズぞろいで、主人公の敵にとことんクズに貶め、ヘイトを溜める、それをサクサクと消化していきます。

また敵の部下や、弟子などもクズぞろいでまるで記号を見ているかのようでした。

せめて一人くらいは良心というか、まとも神経をした人間がいないと逆に現実感がない

人は自分のことが一番かわいいのは当然だが、それでも世間の常識と自分の良心を考えて苦悩し、結論を出す。そういった当たり前の心理描写もなく、ただ自分に都合がいいからそうしよう、で終わりです。)

こういった復讐ものであれば、以前なろうで掲載されていた二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む(作者の規約違反で強制退会?現在書籍版はあり。)のほうが針が振り切れたような復讐でインパクトがあって面白かったです。

この作品は復讐はそれなりにテンポ良く進むのですが、内容が半端で煮え切らない印象でした。(作中では生きるよりもつらい目に合わせるということでしたが・・)

サクサク読めるので第4章まで読みましたがそこでギブアップ。

この作品書籍化コミカライズもされているようで、こういったシンプルな作品がなろうでは受けるのでしょうか?

良かった点

テンポよく復讐が進むところ

悪かった点

テンプレの寄せ集めで個性を感じられない

味方以外の登場キャラクターがクズという記号で描かれている。

おすすめ度 ★★☆☆

なろうで読む→恋人を寝取られ、勇者パーティから追放されたけど、EXスキル【固定ダメージ】に目覚めて無敵の存在に。さあ、復讐を始めよう。