最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える

11月 26, 2020

掲載サイト:小説家になろう 作者:じゃき

ストーリー紹介ここから~

英雄と呼ばれた祖父に憧れ、最強の探索者を志す少年ノエル。
だが、鑑定で発現したジョブは、支援職の話術士だった。
話術士は支援能力を持つ代わりに、使い勝手が悪く、しかも個の戦闘能力が最弱のピーキーなジョブ。
決して最強にはなれない。
「なら最強のクランを創ってマスターになれば、実質最強だ」
そう考えたノエルは、その野望を叶えるため努力を積み重ねていく。
一方で、野望のためなら一切容赦しないやり方は、誰もが認める『悪』の道だった。
だが、そんなノエルの異質な才能に多くの強者は心酔し、その下に集い始める……。

これは、最強を求める最凶の話術士が、仲間を従え世界最強のクランを創る物語。

~ストーリー紹介ここまで

この作品の題名を初めて見たときは話術師というのがどうにも惹かれなくて読む気になれませんでした。

話術師というからどうしても口でうまいこと盛り立てていくような、コメディタッチの作品を思い浮かべたからです。

しかし、完結した作品でそこそこ人気のある作品のようでしたので読んでみたらこれが予想以上に面白い!

まず誤解を解いておくと、話術師というのはいわゆる味方パーティーの能力を上げる支援職で自分が想像していた内容とは全く違っていたことです。

主人公も非常に魅力的でいわゆるダークヒーローというのでしょうか。

明確に目的をもっており、そのためにはどんな非常な手段でも取る。

昨日までパーティーを組んでいた仲間でも裏切られたと分かった瞬間に迷うことなく非常な手段で切り捨てます。

そこに情や迷いなどは一切ありません。

主人公の目的と人柄が端的にわかるやりとりを抜粋します。

~ここから

「ノエル、君は何を望む? 何のために探索者(シーカー)を続ける?」

「俺こそが最強の探索者(シーカー)だと、この世界に示すためだ」

 俺が即答すると、レオンは目を丸くした。そして、ゆっくりと立ち上がる。

「……その言葉、信じていいんだな? もし嘘なら、俺は君を許さない……」

「ふっ、愚問だな」

 俺は笑って手を差し出す。その手を、レオンは微笑混じりに掴んだ。

~ここまで

支援職でありながらも個人で戦える努力をしており、支援職以外にも主人公自身のバトルもあることで戦いを盛り上げてくれます。

そういった主人公に強者が一人、また一人と集っていき「さあ、これからだ!」というところで残念ながら話はおわります。

46話と短くまとまっており、最高に面白い作品です。

また、ここで終わってしまったのは書籍化が決まって切りのいいところでなろうでの連載は終わらせたということのようです。

おすすめ度★★★★☆

なろうで読む→最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える

書籍版では大幅改稿して結末まで書く予定なようなので、気に入ったら購入しても良いのではないでしょうか。

書籍版→最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える 1 (オーバーラップ文庫)

またコミカライズも発売されたようです。→最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える 1 (ガルドコミックス)