勇者パーティーを追い出された補助魔法使いは自分の冒険を始める

掲載サイト:小説家になろう 作者:芝いつき

物語導入部~

勇者パーティーに所属する賢者エトウは、唯一得意とする補助魔法の価値を認めてもらえず、パーティー内で差別的な扱いを受けていた。
エトウはそれでも役に立とうと頑張ってきたが、幼馴染みの剣聖から誤解を受けて距離をとられたことをきっかけに、勇者パーティーにいるのも潮時かなと思い始めた。
パーティーを出て行ってほしいという勇者たちの言葉に従い、エトウは勇者パーティーを離れることを決断する。
役に立たないと禁じられていた補助魔法を自在に使い、エトウは自分の冒険を始めていく。

~ここまで

【エトウのパーティー】

エトウ……本作品の主人公。賢者。補助魔法を得意とする魔剣士。勇者パーティーから離脱したことをきっけに、人から命令されたものではない自分自身の冒険を始めることを決意する。

パーティー離脱の件で何事にも慎重で疑り深い性格になるが、幼馴染には甘い。

コハク……ハーフオーガ族の双剣士。アモーの娘。額の中央から生える琥珀色の透明な角が特徴

12歳とまだ若いが、B級冒険者なみの実力を持つ。

元パーティーでの出来事から人間不信に陥ったエトウが雇った奴隷の一人。のちに開放され、パーティーにとどまる。

アモー……オーガ族の剣士。元B級冒険者。コハクの父親。二メートルを超える巨体と青みがかった肌、額から生える二本の黒い角が特徴

自分のせいでコハクまで奴隷になったことを憂いていた。

ソラノ……エルフ族の弓士。近距離での短剣術も使える

言いたい事がすぐに口に出る性格。

【勇者パーティー】

ロナウド……勇者。聖剣の力を最大限に行使できる魔剣士

プライドが高く他人の言うことを聞き入れないところがあるが、いったん認めた人間にはその限りではない。

ミレイ……魔聖。膨大な魔力量を誇る魔道士

プライドが高く性格はゴミのように糞。

ラナ……剣聖。エトウの幼馴染み。剣術の冴えとスピードが持ち味

幼馴染よりも周りの噂を信じるクズ。てめーは駄目だ。

真実を知って反省はしたが節穴であることは間違いない。

【冒険者ギルド】

・トライエ……グランドマスター。すべてのギルドマスターを統括する立場。豪放磊落な性格

・サイドレイク……王都冒険者ギルドのギルドマスター。物事を慎重に進めるタイプ

・サリー……王都ギルドの受付嬢

・ナル……ギルド調査員

・ニー……ギルド調査員

【カーマイン王国の上層部】

・フレデリーク・カーマイン……国王。勇者パーティーにおけるエトウの扱いに心を痛めた一人。ゴブリン・スタンピードの解決以降、エトウを高く評価

・ビスマルク……宰相。質実剛健。王国の利益を第一に考える

・ピューク……魔法士団団長。異名は「夢幻のピューク」。当初からエトウの補助魔法を高く評価

 *このことがミレイがエトウに強く当たる遠因になっている。

・ムジーク……騎士団団長。筋肉の鎧を身に着けた強者。柔軟な思考をあわせ持つ

【王都A級パーティー】

・『光の矢』……ゼニートをリーダーとする四人パーティー。エトウたちと赤目に対峙する

・『荒神のほこら』……アラムをリーダーとする五人パーティー。エトウたちと赤目に対峙する。生まれ故郷は王都西側にある村

【店主】

・タマラ……エトウにコハクたちを売った奴隷商人

 奴隷商人として誇りを持っている。

【エーベン辺境伯領】

・ステインボルト・エーベン……エーベン辺境伯

・リーゼンボルト・エーベン……ステインボルトの第一子。病気がちな父に代わって領主代理を務める

・カブス……リーゼンボルト子飼いの奴隷商人

・テレーロ……上級裁判官

・カマラン……辺境伯の執事

・ラボルト・レーベン……辺境伯とは遠縁。リーゼンボルトが逮捕された後、領主代理に就く

・マイヤー・ロード……財務長官

・フィリップ・ノースロッカー……王都から派遣された行政官

【騎士団】

・ジェロム中将……キリル騎士団の支部長

・アンドレア少将……ベール騎士団の部隊長

・サリーナ・アッシュベルト……女性騎士。犯罪被害者保護担当官

・ミーシャ……女性騎士

【ベール大聖堂】

・フランチェスコ司祭……ベール大聖堂の最高責任者

・テイヤール牧師……教会の自助グループにおける責任者

【自助グループ】

・ルーリー女史……教会が長年行っている自助グループの中心的存在

・ナタリー……誘拐被害者。町中で発作を起こして騎士団施設五号棟に運ばれる

・シュリ……誘拐被害者。辺境の村出身

【その他】

・サニー……ソラノの兄。弓の達人

登場人物

勇者パーティーを追い出された補助魔法使いは自分の冒険を始める」がどういう作品かというと、タイトル通りとしか言いようがないのですが、すべてにおいてストレスがたまる中途半端な作品でした。

まず主人公は賢者でありながら馬鹿にされ、虐げられます。

補助魔法に特化しているにもかかわらず補助魔法を禁止される。(意味不明)

荷物持ちやポーション係のような雑用係にされる。(賢者にやらせることか?)

王国や教会の人間にも下に見られ(魔聖であるミレイがエトウを公然と馬鹿にしているのが大きいが)報酬を横領される。

幼馴染であるラナは悪い噂を信じて、主人公のエトウの言うことには耳も傾けない。

こういった追放系作品では主人公がひどい目に合うのは定番ではありますが、仮にも賢者がこんな目に合うのは違和感がぬぐえませんでした。

全員が全員主人公のエトウを認めていないのではなく、王様や宮廷魔術師はしっかり認めていたというのもその違和感を強調することとなっています。

その後勇者パーティーや幼馴染のラナとは徐々に和解していって、適度なざまぁもされますが、その過程で勇者パーティーの人間たち(ロナウドやミレイ)が存外まともだということが語られていきます。

そもそもまともな人間であれば謂れのない非難や中傷をしないし、賢者を雑用扱いなんてしないですよね。どうしようもないクズであったほうがまだ違和感がないです。・・(報酬に関しては王国や教会の連絡役が勝手にやっていたようですが。節穴であることは間違いないですね。)

幼馴染にしても主人公の言うことを聞こうともせずに距離を置いたのですから、その時点で幼馴染としての絆なんかありませんし、簡単に許して「お互いちゃんと話さなくて悪かったね」なんてすまして終わりなのは全くもって納得がいきませんでした。(自分はこの幼馴染に一番怒りを覚えました。悪気がないところもたちが悪い。)

物語の進行も地に足が付いたといえば聞こえはいいですが、自分から言うと地に足を引きずったというくらいにどうでもいい内容を地道にしつこく語っていくため、まるで進みません。

とにかくすっきりしない、中途半端な作品というのが自分の評価です。

好きの反対は無関心といいますし、これだけ不満を書き並べられるだけでもあるいみ魅力がある?といえるのでしょうか。

良かった点

地道な成長と冒険?

悪かった点

すべてにおいて中途半端ですっきりしない

おすすめ度★★☆☆☆

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