宮仕えになった勇者パーティーで仲間から追放を宣告された際、勇者が激怒して俺に付いて来た。元仲間が勇者に帰ってきてと頼んだが『今更遅い!』と、取り付く島も無い

掲載サイト:小説家になろう 作者:アネコユサギ

物語導入部~

「ハッキリ言うわ。戦闘に全く貢献できない荷物持ちのレンジャーはいらないの。むしろあなた自身がお荷物だから出てって頂戴。もちろん装備もお金も置いてね!」パーティー結成当時からずっと一緒の仲間にそう言われたレンジャーのリエルはある日、仲間達に揃って解雇通告を言い渡される。
冒険者になった時、ファーストスキルが最低最悪のゴミスキル・死んだフリだったリエル。
リエル自身もみんなの強さからおいて行かれている自覚は十分にあったので、負けないように努力し鍵開け、罠発見、魔物の知識、装備の修繕とメンテナンス等様々な戦闘以外の技能を無数に習得してみんなを支えていた。
にも関わらずダンジョンの深部で無慈悲な宣告、ここで追い出されたら帰る事も出来ず死あるのみ。
そこで勇者は激怒した。「なんて身勝手な奴らなんだ。それなら私がリエルと一緒に行く! 君達とはここでお別れだ!」
「え、ちょっと何を言ってるのよ! あなたがいなかったらこのパーティーはどうなるのよ! この先、そんな奴よりもっと強くて有能な仲間を入れれば良いだけじゃない! ちょっと! 分かった! リエルの追放は保留にしてあげるから!」
「今更遅い! 仲間を大事に出来ない君達とはもう一緒になんか居られない!」
と、リエルは勇者ルナスと一緒に迷宮の外へと向かう事になった。
さすが勇者だ。これから一生付いていこうと誓ったリエルだったが勇者は語り始めた。「私には君でなければいけない理由があるんだ」今明かされるリエルでなければいけない理由、勇者の抱える秘密、ゴミスキル・死んだフリの真なる力とは……。
君さえいればどんな所にだって行けると勇者ルナスは言い、リエルは心機一転、冒険をすることになるのだった。
これは勇者を支えていた一番の功労者がいずれ世界を平和にする物語。

~ここまで

リエル=キークファン

本作主人公。
レンジャー兼、サポーター全般。
ファーストスキルが「死んだふり」というゴミスキルであることから役立たずと思われていた。

マシュア

19歳のプリーストでパーティーの回復役。
顔はそこそこ良くて冒険者内では人気も高い。

賢者のルセン

ポジションは当然ながら魔法による後衛アタッカー。

勇者ドラーク

国に認められた熟練冒険者。

ルナス

リーダーで戦闘の要を担っている、冒険者学校で勇者と認定を受けた戦闘の万能職業者。
年齢は20歳、無口だけどいざという時は勇猛果敢。
実はその能力を発揮するのは秘密がある。

登場人物

追放・ざまぁ作品の中でも異色でアイデア勝ちといった作品。

追放される際に本人ではなく、勇者が主人公をかばって離脱するという形が新しい。


主人公のスキルが死んだふりで、それを元に勇者が全力を出せるというアイデアは新しく、勇者の性格もあいまって楽しく、ストレスフリーで読むことができます。

元パーティーメンバーに関しても絵にかいたような外道で、逆に見捨てられたことを逆恨みして主人公たちを罠にはめようとするなど、なろうの定番ともいえる展開であっさりとざまぁされます。

出来ればここで終わっておけば、アイデア勝ちの面白い作品だったなと思えたのですが、その後が一般的ななろうのテンプレート展開で面白みがなく、読む気がなくなってしまいました。

一応主人公の能力も死んだふりだけでなく、新たな能力に目覚めたりするのですが、今のところその能力もしょぼく、これからスローライフ的な展開でもするのでしょうか?

正直もう読み続ける気もないですが、あっさりざまぁしてくれたのですっきりと読むのをやめることができます。

書籍化が決まったそうですが、出版社としても一瞬だけ売れればいいというのがよく分かりますね。

良かった点

追放するのが勇者という新しい視点

死んだふりという笑えるスキル

あっさりざまぁされるのでストレスフリー

悪かった点

ざまぁされた後が面白くもなんともない

おすすめ度★★☆☆☆

なろうで読む→【書籍化決定】宮仕えになった勇者パーティーで仲間から追放を宣告された際、勇者が激怒して俺に付いて来た。元仲間が勇者に帰ってきてと頼んだが『今更遅い!』と、取り付く島も無い