劣等紋の超越ヒーラー  〜「お前の回復魔法が必要なんだ」と頼んできてももう遅い〜《第二章開幕》

掲載サイト:小説家になろう・アルファポリス 作者:蒼月浩二

「聞こえなかったか? 周りくどい言い方をしたが、要するにお前はお払い箱。追放するってことだ」
回復術士としてSランクパーティに長年貢献してきたユージは、劣等紋はパーティのお荷物だという理由で追放されてしまう。
しかし、
(え、俺を本当に追い出していいの……?)
追放したSランクパーティは知らなかった。
ユージの代わりになる回復術士など存在しないということを——

Sランクパーティが「戻ってきてくれ」と頼んできた時には既に新たな仲間を手に入れ、遙か彼方の存在になっていたのだった。

登場人物

ユージ

周りから馬鹿にされる劣等紋のヒーラー
実は回復術士から回復術師へクラスアップしており、全ての紋章の特徴に特化しているので、当然回復魔法だけでなく剣も扱うことができる。

リーナ

魔物に襲われているところをユージに助けられた。
劣等紋の付与術師
実は弱体化魔法も使えるなど有能

リリア

劣等紋の錬金術師。
劣等紋ということでパーティーで馬鹿にされていたところ、ユージに認められメンバーになる。

ゼネスト

ユージが元居たSランクパーティーのリーダー

アルク

ゼネストの腰巾着

ヘルミーナ

王国屈指の手練れの回復術士でユージの代わりにゼネストのパーティーに入る。

フェンリル

Sランクモンスターだが、状態異常に苦しめられていた。
それを治してくれたユージに従っている。

クライン

サンヴィル村ギルドのギルドマスター
脳筋で無敵と恐れられている。

劣等紋の超越ヒーラー  〜「お前の回復魔法が必要なんだ」と頼んできてももう遅い〜はいかにもなろうらしい追放・ざまぁ・俺TUEEEの要素を持つ作品です。

どの属性にも適正がないのを劣等紋といい、それが世間では馬鹿にされる世界。

劣等紋である主人公もその例にもれず、Sランクパーティーから追放されてしまいます。

その後元パーティーは落ちぶれていき、主人公は新しいパーティーで活躍するというよくあるパターンです。

他の作品と違うところは、

1.主人公が自分の能力を自覚しているところ

2.主人公が集めるパーティーメンバーが皆劣等紋

というところでしょうか。

1に関してはそういった作品もないこともないので違和感はありませんが、2のパーティーメンバーが劣等紋でとびぬけて有能というのが違和感があります。

劣等紋とはそれだけで世間から馬鹿にされるのですが、この作品を見ると劣等紋が実は優れているみたいに書かれています。

実際優れているようで、主人公の元居たパーティーだけでなく、パーティーメンバーの元居たパーティーにおいても追放後に苦労している様が描かれています。

こういうことが頻繁におこるのなら、劣等紋が無能だという世間の評判には結びつかないのではないでしょうか?

ここは、主人公だけが劣等紋というほうが説得力があるんじゃないかと感じました。

それ以外はおおむねストレスがないストーリーで悪くはないですが、やはりワンパターンという印象はぬぐえませんでした。

良かった点

ストレスフリー

悪かった点

劣等紋という設定が矛盾している

おすすめ度★★☆☆☆

*追放・ざまぁ作品をあまり見ていない人ならいいかも。たくさん読んでいる人にはあまりおすすめできません。

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