王子妃の位は、君に相応しくない

掲載サイト:小説家になろう・アルファポリス・カクヨム 作者:すずしろ たえ

「王子妃の位は、君に相応しくない」
第四王子のその一言で婚約破棄をされた侯爵令嬢は、国を捨てて隣国に渡った。
三年後、突如国に舞い戻った令嬢は、第四王子にあるものを要求する。

「わたくし、欲しいものは必ず手に入れたい質(たち)ですの。殿下はご存知なかったかもしれませんが、案外強欲ですのよ?」

プリステラ

第四王子であるカージナルの婚約者。
勉学だけでなく淑女としての立ち居振る舞いも完璧。
処世術に長け、冷静かつ公平な目で物事を判断できる人物。

カージナル

第四王子。
国一番の美貌の持ち主と評判で学園中の憧れの的。
王子の中では優秀だが、プリステラと比較すると・・・

今はやりの婚約破棄ものと思いきや、中身は全然別物。

物語の序盤ではプリステラの優秀さとカージナルの嫉妬が婚約破棄にいたるような感じを演出し、読者のミスリードを誘う展開だが・・・

「王子妃の位は、君に相応しくない」

その真意は?

愛する相手のことを思いやって悪役を演じるカージナルと、それを信じて行動するプリステラ。

心温まるどんでん返しはうらやましくもありますね。(王子の身代わりになった悪徳貴族はかわいそうですが)

婚約破棄というと愚かな王子が定番ではありますが、こういうまともな王子様ももっと出てきてほしいものです。

ネタバレ

おすすめ度★★★★☆
*婚約破棄ものではなく純愛もの。物語の完成度も高くおすすめ。

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