君は君のままで(敢えて定番を外した婚約破棄もの)

1月 5, 2021

君は君のままで 小説情報(粗筋・掲載サイト・作者など)

ALBERTO H. FABREGASによるPixabayからの画像

掲載サイト:小説家になろう 作者:黛ちまた

平凡な少女 アリゼは、婚約者からいつも冷たくされていた。それでもいつか認めてもらえると信じて努力をしていた。本来の自分を偽ってでも。
けれど、その努力が無駄だと知り、アリゼの心は限界を迎えた。

婚約破棄ものの一つで、色々と定番を外している作品。

・主人公が平凡(絶世の美女という設定は多いが、容姿も才能も平凡な主人公は珍しい)

・立場も相手も平凡(主人公はそこそこ高位貴族の令嬢であるが、相手は王太子だったり特別な相手ではない)

・婚約者はひどい人間だったが、真摯に反省し、最後はカッコいいともいえる言動で好感が持てた。

読後感も良く、悪くはない作品でした。

君は君のままで 個人的なレビュー・感想など

婚約者を奪う、いわゆるライバルヒロイン的存在が出てくるのですが、その言動が全く共感が持てなかったことでモヤモヤ感が残りました。

敢えて外した設定が足を引っ張ったのではないかと感じました。

主人公が定番の王太子の婚約者という存在ではなかったため、ライバルヒロインが主人公に嫉妬し、粘着する理由が意味不明

たまたま目についた存在だったとして、新たな婚約者にまで手を出す、うまくいかなかったからといって主人公を害しようとする、全く持って意味不明です。

ほとんど主人公と接点を持たない存在だったので、不快さだけがのこる登場人物でした。

ここまで粘着するのなら、ライバルヒロインが定番の妹や姉、もしくは幼馴染といった関係性がないとただの基地外でしかないです。

まあ、しっかりざまぁされたので最悪ではありませんが(ヘイトを溜めるだけ溜めて放置する作品よりはマシ)、元婚約者がまともであったために余計にその酷さが際立ちました。

ネタバレ

君は君のままでの評価

良かった点

元婚約者が比較的まともだったこと

悪かった点

ライバルヒロインが主人公に粘着する理由が意味不明で、共感できない。

おすすめ度★★☆☆☆
*完結していることは評価できる

君は君のままでを読む

なろうで読む→君は君のままで

君は君のままで 書籍化情報その他

作者の黛ちまたさんは、小説家になろうで2年ほど活動しているようです。

10作以上の作品を掲載しており、しっかりと完結した作品が多いので、そういった意味では安心して読める作者さんの一人でしょう。