雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまで〜迷惑をかけないよう、出来れば役に立つように生きてきましたが、追放されたので好きに生きることにしました。そちらのパーティーが崩壊しているようですが知らないです〜

1月 5, 2021

雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまで情報(粗筋・掲載サイト・作者など)

Ventus17によるPixabayからの画像

掲載サイト:小説家になろう 作者:haka

人に迷惑をかけないこと、目立たないこと、そして出来れば役に立つこと。それが付与術師ヴィム=シュトラウスの信条だった。新進気鋭の冒険者パーティー、竜の翼《ドラハンフルーグ》のあらゆる雑務を一手に引き受け、雑魚の掃討を一人で担当し、大物との戦いでは皆が気持ちよく安全に戦えるよう、出来れば華を持たせられるようサポートに徹していた。

 しかしある日、事件が起こる。階層主《ボス》との不意の遭遇によって竜の翼は壊滅的なダメージを受けたのである。

 パーティーを守ろうとしたヴィム少年は空前絶後の火事場の馬鹿力(と本人は思っている)を発揮し、見事階層主の撃破に成功する。が、皆の無事に安堵したのも束の間、己の立場を守ろうとしたリーダーによりヴィム少年はパーティーを追放されるのであった。

 途方に暮れるヴィム少年であったが、竜の翼《ドラハンフルーグ》というパーティーは彼の居場所ではなく、むしろ最強の戦士が世に放たれるまでの最後の楔であったことは、まだ知る由も無い。

雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまでの個人的なレビュー・感想など

現在流行りの追放・ざまぁ系作品の一つですが、かなり独特な作品です。

主人公はとにかく卑屈で、自己評価も低く、いいように使われていた上に追放されます。

その後、他のパーティーに所属することになり、順調に実力を認められ、元パーティーは徐々に没落していく。

これだけ見ると、他の追放・ざまぁ系の作品と一緒じゃないか と思うかもしれませんが、注目すべきはここからになります。

まず、主人公が全く普通じゃありません

卑屈で自己評価の低い主人公ですが、新しいパーティーで実力を認められたりすることで変わっていくような雰囲気になります。

通常の作品であれば、そのまままともに成長していくのですが、この作品の主人公は現状に不安を持ち、全く幸せでないことに気づいていきます。(通常の人間であれば幸せに感じる場面で

様々な葛藤を抱いている主人公ですが、この後の展開が良い意味で全く予想ができません

元パーティーメンバーも、他の作品のような圧倒的無能ではなく、そこそこの実力を持っています。(主人公の有能さを示すために、比較対象を落とすパターンはよくありますが、最近の追放・ざまぁ系作品はやりすぎで白けます。)

最初の主人公を追放した行動こそ、褒められたものではありませんが、色々と苦労し、苦悩していく様は妙にリアルです。

追放・ざまぁ系の作品では、元パーティーメンバーがいかにざまぁされるがが醍醐味になるとは思いますが、少しでも報われる結果になってくれと思ったのは初めてかもしれません。

大衆心理の醜さなども描かれており、結構重たい作品です。

主人公の能力も非常に独特で、狂気を覚えるバトルシーンも魅力の一つですね。

正直、ハッピーエンドが想像できないのですが、不思議な魅力を持った作品ですね。

雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまでの評価

良かった点

主人公が普通じゃない

バトルシーンが独特で狂気を感じる

悪かった点

ハッピーエンドが想像できない

おすすめ度★★★★☆

雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまでを読む

なろうで読む→雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまで〜迷惑をかけないよう、出来れば役に立つように生きてきましたが、追放されたので好きに生きることにしました。そちらのパーティーが崩壊しているようですが知らないです〜

雑用付与術師が自分の「最強」に気付くまで書籍化情報その他

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